岩本寺(現在の37番札所)に伝わる7不思議伝説のひとつじゃそうな。 弘法大師空海が諸国巡礼の折、高い木に実る栗を取れずに泣いている子を見てかわいそうに思い、 「うない児の とる栗三度実れかし 木も小さく いがもささずに」 と詠んだ。 それ以来、岩本寺の栗は、年に3度実をつけるようになったそうな。 今も境内にあり、7度花を咲かせて3節実をつける。