空海、病のため大僧都を辞すが、勅答あり、許されず 空海は、病のため大僧都の職を解任してもらいたいとの上奏文を書きました。 僧侶としての朝廷の行政職を以後ずっと解いてもらうことによって法のために自由の境涯になりたい、と願い出たようですが、勅答があり許されなかったそうです。 空海の病は、悪瘡で「癰」であったのではないかといわれています。