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舵取り地蔵  高知県室戸市・津照寺

慶長年間(1596〜1615)、時の土佐藩主山内一豊が室戸岬の沖を航海中、暴風雨にあって、船が今にも転覆しそうになった時、一人の僧が現れ、船の舵を取り、無事港に辿り着くことができました。

山内一豊がお礼を言おうと僧侶を探しましたが、すでに僧侶の姿はありませんでした。

山内一豊は、仏のご加護であろうと津照寺へお参りをすると、弘法大師が刻んだと伝えられる寺の本尊のお地蔵様が潮水で全身びしょ濡れになっていたという。

以来、このお地蔵様は「舵取り地蔵」と呼ばれるようになり、今なお、漁師や船乗りの篤い信仰を受け続けています。



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