空海、穀味を厭う生活 「御遺告」によれば、空海は米麦などの穀味を摂らず、専ら座禅を好む生活を送ったそうです。 穀味を摂らなかった理由は、病気のためだったのか、また、穀味の代わりに何を食べていたのかは今となっては不明です。 ただ「御遺告」では、その理由と意味を「自分の死後の密教と遺される弟子たちのため」と書かれていますが、はっきりとしたことは不明とされています。