
● 札所での参拝順序例 ● |
1.お大師さまの出迎えに対する礼儀として、山門で合掌一礼

2.門内に入り
手洗いで口をすすぎ、手を洗い
身を清める
鐘楼堂にて、特に決まりを書いて
いない場合はゆっくりと二打

3.本堂に参り
納め札または写経を所定の場所
に納める
お賽銭、お供え物等をあげる
蝋燭(1本)をあげる
線香(3本)をあげる
合掌して経本にしたがってお参り
をする

4.大師堂に参る
本堂と同じ順序でお参りをする

5.他のお堂もお参りする

6.お参りが終わってから、納経所でお納経を受ける

7.お大師さまのお見送りに対する御礼として、寺を出る時、山門にて合掌礼 |
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■第18番 母養山 恩山寺 宝樹院
(ぼようざん おんざんじ ほうじゅいん)
聖武天皇の勅願により、行基菩薩が厄除けのため薬師如来を刻んで本尊として祀り、大日山・福生院・蜜厳寺と号し女人禁制の寺でした。
弘法大師が留住した時、母君の玉依御前が尋ねて来ましたが、女人禁制のため登れませんでした。
そこで弘法大師は秘法を修して女人解禁の祈念を成就し、母を伴って登山したと伝えられています。
玉依御前はここで剃髪し、お髪を納めました。
弘法大師は山号を母養山、寺号を恩山寺と改め自らの像を安置して、来世意薄福の衆生の厄難消除を願いとすることを誓ったといわれています。
【本尊】 薬師如来(病気を治す仏様)
【真言】 〜おん ころころ せんだり まとうぎ そわか〜
【ご利益】御真言を唱えれば、病気が治り寿命が延び、貧しい者の衣食を満たして下さいます。特に眼病に霊験があると言われています。
※弘法大師が母君をお迎えした時にお手植えされたと伝えられる「びらんじゅ」(県天然記念物)があります。
※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない!」をご覧下さい。
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