● 札所での参拝順序例 ● |
1.お大師さまの出迎えに対する礼儀として、山門で合掌一礼
2.門内に入り
手洗いで口をすすぎ、手を洗い
身を清める
鐘楼堂にて、特に決まりを書いて
いない場合はゆっくりと二打
3.本堂に参り
納め札または写経を所定の場所
に納める
お賽銭、お供え物等をあげる
蝋燭(1本)をあげる
線香(3本)をあげる
合掌して経本にしたがってお参り
をする
4.大師堂に参る
本堂と同じ順序でお参りをする
5.他のお堂もお参りする
6.お参りが終わってから、納経所でお納経を受ける
7.お大師さまのお見送りに対する御礼として、寺を出る時、山門にて合掌礼 |
|
|
■第34番 本尾山 種間寺 朱雀院
(もとおざん たねまじ しゅじゃくいん)
敏達天皇時代の6年(577)、大阪の四天王寺の造営を終えて百済国に帰る造仏工や寺匠達一行の乗っていた船が土佐沖で暴風雨におそわれ、この地に避難し海上安全を祈願し薬師如来の座像を刻んで本尾山の頂に安置したのがはじまりとされています。
その後、弘法大師が四国霊場開創のおり、この薬師如来を本尊として三十四番札所としました。
妊婦がヒシャクを持参して安産祈願を頼むと寺でヒシャクの底を抜き七日間祈祷して渡す安産のお守り、無事出産するとそのヒシャクを寺に納める子安観音堂には底の抜けたヒシャクが多く奉納されています。
【本尊】 薬師如来(病気を治す仏様)
【真言】 〜おん ころころ せんだり まとうぎ そわか〜
【ご利益】御真言を唱えれば、病気が治り寿命が延び、貧しい者の衣食を満たして下さいます。特に眼病に霊験があると言われています。
国の重要文化財で秘仏である薬師如来像は毎年旧暦1月20日御開帳
※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない!」をご覧下さい。
|
|
|
|