■第４２番　一カ山　佛木寺　毘盧遮那院
　（いっかさん　ぶつもくじ　びるしゃないん）

大同2年（807）、この地を巡錫されていた弘法大師は牛をひいていた老人に出会い、老人にすすめれれ牛にのせてもらい、しばらく行くと近くの楠木の枝から宝珠が光を放って輝いているのを見つけました。
弘法大師はこの地こそ霊地とさとり、楠木から本尊、大日如来像を刻み宝珠を眉間に納め、堂宇を建立され、一カ（※王へんに果）山、佛木寺と号し、四国霊場の一寺に定められました。
本堂の右手に家畜慰霊塔が建てられています。
ここは牛馬や家畜の守り仏として篤く信仰されています。

【本尊】　大日如来（宇宙最高の仏様）
【真言】　〜おん　あびらうんけん　ばざらだとばん〜
【ご利益】大日如来の御真言を唱えれば、一切の病が癒え、妊娠している人は無事出産できると言われています。

胎内銘入りの弘法大師像としては日本最古といわれています

　※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
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