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空海の謎

空海の謎
空海についての様々な謎を、初代先達・真魚が突拍子もない発想から 勝手に推測するコーナーです!
もちろん、学術的根拠も一切ありませんので、気楽に、広〜い心でお付き合い頂ければ幸いです!

〜北緯34度13分〜その2

以前に掲載した空海の謎のひとつ「北緯34度13分の謎」

空海の御生誕所とされる「善通寺」と
空海が密教界の正嫡となった中国長安の「青龍寺」と
空海が入定した「高野山」の緯度が
どれもほぼ「北緯34度13分」になります

について、ナント、先日この謎を発見したご本人である笠井則男様から、縁あって、ご連絡を頂きました。
笠井様から直接お話を聞かせてもらったうえに、掲載の許可まで頂くという僥倖を得ましたので、ここに紹介させて頂きます。
この場をお借りして笠井様に心よりお礼申し上げます。

謎の発見と発表
「北緯34度13分の謎」は、1984年高松工芸高校「工芸展」で同校の郷土史研究会(当時顧問笠井則男様)によって発表されました。
その時の資料に手を加えて発行されたのが小冊子「古代香川の謎を解く―空海曼荼羅の道・太陽の道・浦島の道―」です。
当時の反響は大きかったそうで、NHK教育テレビ(現Eテレ)のETV-8「森敦・マンダラの世界」第三部でもとりあげられ、中橋健氏著の「空海の人生」でも引用された他、全国紙や地方紙等でも何度か掲載されています。

今回ご紹介する謎解きは、これらの資料と笠井様からお聞きした内容をもとに掲載しております。

太陽の道
まず笠井さんは、伊勢神宮と同じ緯度(北緯34度32分)に天皇家と関わりのある建物が多数建立されている、「太陽の道」に注目しました。

この「太陽の道」を調査すると、古墳時代初期に日本国内で活躍した測量集団「日置部(ひきべ)」が太陽の影を利用してかなり正確な緯度を測定して作ったものである可能性が高いことを、笠井さんは知りました。

そこで笠井さん率いる郷土史研究会のメンバー(生徒さん達)が、香川県における「日置部(ひきべ)」ゆかりの地を調べてみると、やはり東西線上に次々と縁地がみつかったのです。

ここで笠井さんはひとつの仮説を立てます。
空海は「太陽の道」を知っていたのではないか?
そして 長安「青龍寺」を起点とする東の延長線上に、善通寺や高野山を置いたのではないか?


次回に続く



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