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遍照金剛

空海は7月には金剛界の伝法灌頂を受けました。

灌頂の前に、投花という儀式があります。
灌頂を受ける者が灌頂壇に入って行くと、そこに仏や菩薩たちの絵が書かれた曼荼羅が置かれています。
そこへ目隠しをした状態で花を投げ、花が落ちた場所にある仏や菩薩が、その者の生涯の念持仏となるという儀式です。

空海の花は、6月の胎蔵界灌頂の時も、7月の金剛界灌頂の時も中央の大日如来の上に落ちました。

恵果の師の不空三蔵が金剛智から灌頂を受けた時も、この時の空海と同様に大日如来の上に落ちました。
この時、金剛智はこれを喜び「不空は他日、大法を興すであろう」と言ったといわれています。

恵果はこの度重なる宿縁を奇として、空海に「遍照金剛」という号をあたえたのです。

「遍照金剛」とは大日如来の密号です。
「遍照」は光明があまねく照らすこと、「金剛」はその本体が永遠に壊れないことです。



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