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国際都市 長安

空海が滞在した唐の都長安は、当時、世界中のありとあらゆる民族・文化・思想が集まった人口100万といわれる国際都市として賑わっていました。

道々で、アラブ商人たちが空海たちが見たこともない商品を売り、青い目の異国の女性が華やかな衣装で踊ったりしていました。
寺院も90以上の仏教寺院の他に、道教、イスラム教、ネストリウス派キリスト教、ゾロアスター教、マニ教など、様々な種類の寺院があったようです。

長安が最も華やかで国際的であったこの時期に滞在できた空海はやはりかなりの幸運に恵まれていたのではないでしょうか。


さて、大使一行は、通常であれば、国立の外賓用大宿舎である鴻臚寺が滞在場所となるはずなのですが、満員であったためか宣陽坊という官宅(公館)を宿舎として使っていました。

年末に入京して年明けに唐の徳宗が崩御したため、大使一行はしばらくの間、喪に服して宿舎でひっそりと過ごしていたようです。

また、藤原葛野麻呂大使が3月に長安を辞すまでは、空海は大使のために文章を代作したりしていました。



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