
● 札所での参拝順序例 ● |
1.お大師さまの出迎えに対する礼儀として、山門で合掌一礼

2.門内に入り
手洗いで口をすすぎ、手を洗い
身を清める
鐘楼堂にて、特に決まりを書いて
いない場合はゆっくりと二打

3.本堂に参り
納め札または写経を所定の場所
に納める
お賽銭、お供え物等をあげる
蝋燭(1本)をあげる
線香(3本)をあげる
合掌して経本にしたがってお参り
をする

4.大師堂に参る
本堂と同じ順序でお参りをする

5.他のお堂もお参りする

6.お参りが終わってから、納経所でお納経を受ける

7.お大師さまのお見送りに対する御礼として、寺を出る時、山門にて合掌礼 |
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■第12番 摩廬山 焼山寺 正寿院
(まろざん しょうざんじ しょうじゅいん)
焼山寺の開基は役の小角とされています。
弘仁5年、弘法大師が仏法鎮護の霊城とすべくこの山に登りました。
この山一帯は大蛇が棲み人々から恐れられ、山を焔に包んで登山を阻止していました。
しかし、弘法大師は少しも恐れず登り、虚空蔵菩薩のご助力を得て大蛇を岩窟に封じ込めてしまいました。
三面大黒天を刻み岩窟の上に安置、更に虚空蔵菩薩を刻み本尊として安置され四国霊場と定められました。
当山途中に、四国遍路の元祖といわれる衛門三郎の遺跡、杖杉庵(じょうしんあん)があります。
【本尊】 虚空蔵菩薩(智慧と記憶力を授けてくださる仏様)
【真言】 〜なうぼう あきやしゃ きやらばや おん ありきゃ まりぼり そわか〜
【ご利益】虚空蔵菩薩の名を唱える者の罰を取り除き、抜群の記憶力と智慧を授けて下さると言われています。
※大師堂新築工事中 平成20年完成予定
※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない!」をご覧下さい。
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