● 札所での参拝順序例 ● |
1.お大師さまの出迎えに対する礼儀として、山門で合掌一礼
2.門内に入り
手洗いで口をすすぎ、手を洗い
身を清める
鐘楼堂にて、特に決まりを書いて
いない場合はゆっくりと二打
3.本堂に参り
納め札または写経を所定の場所
に納める
お賽銭、お供え物等をあげる
蝋燭(1本)をあげる
線香(3本)をあげる
合掌して経本にしたがってお参り
をする
4.大師堂に参る
本堂と同じ順序でお参りをする
5.他のお堂もお参りする
6.お参りが終わってから、納経所でお納経を受ける
7.お大師さまのお見送りに対する御礼として、寺を出る時、山門にて合掌礼 |
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■第20番 霊鷲山 鶴林寺 宝珠院
(りょうじゅざん かくりんじ ほうじゅいん)
寺伝によれば、延歴17年(798)桓武天皇の勅願によって弘法大師が一寺を建立したとされています。
弘法大師が修行中、杉の梢から光明を発し輝き、雌雄の鶴が翼を翻し黄金の地蔵菩薩を守護している姿を見て直ちに1m程度の地蔵菩薩を一刀三礼で刻み本尊として安置されたといわれています。
また、寺の山門に一対の金剛力士像、その前に木像の鶴が一対、境内のいたるところに鶴の像があり、地元の人々からは「鶴さん」と呼ばれ親しまれています。
山の姿がインドの鷲峰山に似ているので霊鷲山と号し、ご本尊の因縁から鶴林寺と名づけました。
本堂の右上段には徳島県唯一の三重塔があります。
【本尊】 地蔵菩薩(天界から地獄まで救う仏様)
【真言】 〜おん かかか びさんまえい そわか〜
【ご利益】御真言を唱えれば、無量の功徳が授かるといわれています。
※国定重要文化財
※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない!」をご覧下さい。
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