■第４０番　平城山　観自在寺　薬師院
　（へいじょうざん　かんじざいじ　やくしいん）

山号からして平城天皇に縁深く、平城天皇の勅願所として大同2年（807）に弘法大師が自ら一木から本尊薬師如来、脇侍に阿弥陀如来・十一面観音の三体を一刀三礼で刻み、残った霊木から「南無阿弥陀仏」の名号を刻み、諸人の病根を除く祈願をして開創され、四国霊場の一寺に定められました。
境内の片隅に平城天皇の遺髪を埋めたと伝えられる五輪の古塔があります。

【本尊】　薬師如来（病気を治す仏様）
【真言】　〜おん　ころころ　せんだり　まとうぎ　そわか〜
【ご利益】御真言を唱えれば、病気が治り寿命が延び、貧しい者の衣食を満たして下さいます。

ご本尊は50年に1度開帳、次回は2034年です。

　※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
　　詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない！」をご覧下さい。