■第５３番　須賀山　円明寺　正智院
　（すがざん　えんみょうじ　しょうちいん）

天平年間（729〜749）に聖武天皇の勅願により、行基菩薩によって和気の海岸に一寺を建立し、本尊阿弥陀如来像を刻み安置してまつり、海岸山・円明寺と称したのがはじまり。
その後、弘法大師がこの地を巡錫された時、堂宇を修復され、四国霊場のひとつに定められました。
この寺には、銅版製の納札が保存されています。
本堂の厨子に釘で打ちつけてあったというもので、慶安3年（1650）と記されています。
昔は木札を打ちつけることはありましたが、銅版は貴重な存在とされています。

【本尊】　阿弥陀如来（極楽往生を約束する仏様）
【真言】　〜おん　ありみた　ていせいから　うん〜
【ご利益】どんなに極悪非道な人間でも死後は阿弥陀如来に導かれ極楽に生まれ変わることができる。


　※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
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