● 札所での参拝順序例 ● |
1.お大師さまの出迎えに対する礼儀として、山門で合掌一礼
2.門内に入り
手洗いで口をすすぎ、手を洗い
身を清める
鐘楼堂にて、特に決まりを書いて
いない場合はゆっくりと二打
3.本堂に参り
納め札または写経を所定の場所
に納める
お賽銭、お供え物等をあげる
蝋燭(1本)をあげる
線香(3本)をあげる
合掌して経本にしたがってお参り
をする
4.大師堂に参る
本堂と同じ順序でお参りをする
5.他のお堂もお参りする
6.お参りが終わってから、納経所でお納経を受ける
7.お大師さまのお見送りに対する御礼として、寺を出る時、山門にて合掌礼 |
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■第55番 別宮山 南光坊 金剛院
(べっくさん なんこうぼう こんごういん)
寺のはじまりは大山積(おおやまづみ)明神を今治沖の大三島に勧請し、航海の安全神としてまつられ、行基菩薩が開山され、本尊大通智勝如来を安置され、二十四坊あった別当地のうち、大宝3年(703)と和堂5年(711)の二度にわたって八坊を越智郡日吉郷に移された一坊でした。
弘法大師は四国巡錫の時、別宮に参拝し当坊で法楽をあげて四国霊場に定められました。
後に天正年間、長宗我部の兵火で八坊は全て焼失され、当坊だけが現在地に再建されました。
【本尊】 大通智勝如来(伊予の領主河野氏の先祖にちなんだ仏様)
【真言】 〜なむ だいつう ちしょうぶつ〜
【ご利益】軍の参謀仏として、伊予の水軍に崇拝され、また、江戸時代より五穀豊穣を祈って多くの人々に信仰されています。
※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない!」をご覧下さい。
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