
● 札所での参拝順序例 ● |
1.お大師さまの出迎えに対する礼儀として、山門で合掌一礼

2.門内に入り
手洗いで口をすすぎ、手を洗い
身を清める
鐘楼堂にて、特に決まりを書いて
いない場合はゆっくりと二打

3.本堂に参り
納め札または写経を所定の場所
に納める
お賽銭、お供え物等をあげる
蝋燭(1本)をあげる
線香(3本)をあげる
合掌して経本にしたがってお参り
をする

4.大師堂に参る
本堂と同じ順序でお参りをする

5.他のお堂もお参りする

6.お参りが終わってから、納経所でお納経を受ける

7.お大師さまのお見送りに対する御礼として、寺を出る時、山門にて合掌礼 |
|
 |
■第56番 金輪山 泰山寺 勅王院
(きんりんざん たいざんじ ちょくおういん)
弘仁6年(812)弘法大師がこの地を巡錫された時が梅雨であったため、蒼社川が氾濫して田は一面水浸しでした。
蒼社川の水に毎年、人命や家屋、農作物に被害を与えていることを知り、弘法大師は人々を集め堤防を築き完成の日に「土砂加持」の秘法を七度修されたところ、満願日に延命地蔵菩薩が空中に現れ、祈願成就したことを告げました。
弘法大師はこの尊像を刻み金輪山の小丘の上に堂を建て本尊として安置しました。
寺は延命地蔵経十大願の第一「女人泰産」にちなんで、泰山寺と名づけられました。
【本尊】 地蔵菩薩(天界から地獄まで救う仏様)
【真言】 〜おん かかかび さんまえい そわか〜
【ご利益】地蔵菩薩の名前を一心に唱えれば無量の功徳が授かるといわれています。短命の人には寿命をわけるといわれています。
※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない!」をご覧下さい。
|
|
 |
|