
● 札所での参拝順序例 ● |
1.お大師さまの出迎えに対する礼儀として、山門で合掌一礼

2.門内に入り
手洗いで口をすすぎ、手を洗い
身を清める
鐘楼堂にて、特に決まりを書いて
いない場合はゆっくりと二打

3.本堂に参り
納め札または写経を所定の場所
に納める
お賽銭、お供え物等をあげる
蝋燭(1本)をあげる
線香(3本)をあげる
合掌して経本にしたがってお参り
をする

4.大師堂に参る
本堂と同じ順序でお参りをする

5.他のお堂もお参りする

6.お参りが終わってから、納経所でお納経を受ける

7.お大師さまのお見送りに対する御礼として、寺を出る時、山門にて合掌礼 |
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■第64番 石鉄山 前神寺 金色院
(いしづちさん まえがみじ こんじきいん)
天武天皇5年神変大菩薩の開山で、石鉄大権現を感見得仏され、石鉄山中に鎮護国家、仏道修行の道場も開山されました。
延暦年間、桓武天皇の叡信篤く国司に命じ伊予橘の里(現石鎚神社)に七堂伽藍を建立し金色院前神寺と命ぜられ、以来勅願寺として文徳高倉、後鳥羽等各天皇は仏像経典を奉納、また堂塔を建立せられました。
当時西条藩も祈願寺として境内に東照宮(現西条神社)を祀る等帰依篤く寺紋であります三つ葉葵を許されました。
石鉄開山以来、石鉄山頂上、常往奥前神寺、里前神寺、入峰修行参道をはじめ七里四方の寺領を有し、石鉄山の根本道場として全国より参詣の信徒の中心として尊信せられました。
然るに、明治初年、所謂「廃仏毀釈」の暴論により境内地、建物、参道、寺領等すべてを没収しその跡に石鎚神社を設立しました。
時の住職大律上人は、石鉄開山以来、石鉄信仰の中心であります石鉄大権現を奉じて現在地に移り石鉄根本道場として古来よりの修験道の法灯を伝えました。
前神寺は真言宗石鉄派の総本山として、石鉄修験道の根本道場として、また四国六十四番霊場として数々の法灯を伝え現在に至っています。
【本尊】 阿弥陀如来(極楽往生を約束する仏様)
【真言】 〜おん ありみた ていせいから うん〜
【ご利益】御真言を唱えることによって死後は阿弥陀如来に導かれ極楽に生まれ変わることができる。
※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない!」をご覧下さい。
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