
● 札所での参拝順序例 ● |
1.お大師さまの出迎えに対する礼儀として、山門で合掌一礼

2.門内に入り
手洗いで口をすすぎ、手を洗い
身を清める
鐘楼堂にて、特に決まりを書いて
いない場合はゆっくりと二打

3.本堂に参り
納め札または写経を所定の場所
に納める
お賽銭、お供え物等をあげる
蝋燭(1本)をあげる
線香(3本)をあげる
合掌して経本にしたがってお参り
をする

4.大師堂に参る
本堂と同じ順序でお参りをする

5.他のお堂もお参りする

6.お参りが終わってから、納経所でお納経を受ける

7.お大師さまのお見送りに対する御礼として、寺を出る時、山門にて合掌礼 |
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■第66番 巨亀山 雲辺寺 千手院
(きょごうざん うんぺんじ せんじゅいん)
弘法大師16歳の時、この山に登り、延暦8年(789)嵯峨天皇の勅願により本尊千手観音菩薩を刻み、仏舎利と毘虜遮那法印(びるしゃなほういん)を納め七堂伽藍を建て七仏を供養され、四国霊場に定められました。
鎌倉時代には四国高野と呼ばれ、修行僧・学僧が集まる学問道場として隆盛を極めました。
土佐から侵攻した長宗我部元親は、旧知の俊崇という当時の住職に四国制覇の野望を語ったところ「四国平定は無理、あなたは土佐一国で相応だ」と諫めた話が四国軍記に書かれています。
【本尊】 千手観世音菩薩(現世利益の仏様)
【真言】 〜おん ばさらたまら きりく そわか〜
【ご利益】千の慈悲の手と千の慈悲の眼を持ち、一切の悩みから救済し、全ての願いを叶えて下さいます。除病・長寿・夫婦円満・難産などにご利益があると言われています。
※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない!」をご覧下さい。
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