● 札所での参拝順序例 ● |
1.お大師さまの出迎えに対する礼儀として、山門で合掌一礼
2.門内に入り
手洗いで口をすすぎ、手を洗い
身を清める
鐘楼堂にて、特に決まりを書いて
いない場合はゆっくりと二打
3.本堂に参り
納め札または写経を所定の場所
に納める
お賽銭、お供え物等をあげる
蝋燭(1本)をあげる
線香(3本)をあげる
合掌して経本にしたがってお参り
をする
4.大師堂に参る
本堂と同じ順序でお参りをする
5.他のお堂もお参りする
6.お参りが終わってから、納経所でお納経を受ける
7.お大師さまのお見送りに対する御礼として、寺を出る時、山門にて合掌礼 |
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■第71番 剣五山 弥谷寺 千手院
(けんござん いやだにじ せんじゅいん)
天平の昔、聖武天皇の勅願により、行基菩薩が開創され、この山に登ると中国、四国にわたる八国が眺望できるところから蓮花山八国寺と名付けられました。
のちに弘法大師が真言密教の秘法を修した時、空中から五柄の宝剣が出現したところから剣五山、谷が多いところから弥谷寺と改め、千手観音を本尊にまつり、伽藍を修復したと伝えられています。
本堂の下に弥陀三尊を刻んだ磨崖仏があります。
鎌倉時代に彫られたもので、山中には無数にありますが、はっきりと姿をとどめるのはこれだけといわれています。
弥陀三尊に念仏を奉じると極楽往生が約束されるといわれています。
【本尊】 千手観音菩薩(現世利益の仏様)
【真言】 〜おん ばさらたらま きりく そわか〜
【ご利益】除病・長寿のご利益大きく、夫婦円満・難産などにご利益があるとといわれています。
境内まで370段、さらに本堂まで170段の石段が続く遍路泣かせの難所
※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない!」をご覧下さい。
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