● 札所での参拝順序例 ● |
1.お大師さまの出迎えに対する礼儀として、山門で合掌一礼
2.門内に入り
手洗いで口をすすぎ、手を洗い
身を清める
鐘楼堂にて、特に決まりを書いて
いない場合はゆっくりと二打
3.本堂に参り
納め札または写経を所定の場所
に納める
お賽銭、お供え物等をあげる
蝋燭(1本)をあげる
線香(3本)をあげる
合掌して経本にしたがってお参り
をする
4.大師堂に参る
本堂と同じ順序でお参りをする
5.他のお堂もお参りする
6.お参りが終わってから、納経所でお納経を受ける
7.お大師さまのお見送りに対する御礼として、寺を出る時、山門にて合掌礼 |
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■第75番 五岳山 善通寺 誕生院
(ごがくざん ぜんつうじ たんじょういん)
宝亀5年(774)6月15日弘法大師は現在の御影堂が建立されている場所で誕生されたと伝えられています。
唐から帰朝し、大同2年(807)真言宗弘通の勅許を得て、先祖の氏寺として屏風浦に道場建立を志し、父佐伯善通卿から園林を提供され、6ヵ年の歳月を要し伽藍を建立、弘仁4年(813)完成。
真言発祥の道場で四国霊場に定め、紀州の高野山・京都の東寺とともに三大霊跡と称されています。
東院には、西国・板東・秩父百観音像五百羅漢像が安置されています。
寺名は父佐伯善通公の名をとり「善通寺」と名付けられました。
山号は香色山、筆山、我拝師山、中山、火上山の五岳の麓にあることから「五岳山」と号します。
院号は弘法大師御生誕にちなんで「誕生院」と称します。
善通寺は東西二院に分かれ、東を東院又は伽藍といい、西を西院又は誕生院といいます。
【本尊】 薬師如来(病気を治す仏様)
【真言】 〜おん ころころ せんだり まとうぎ そわか〜
【ご利益】御真言を唱えれば、病気が治り寿命が延び、貧しい者の衣食を満たして下さいます。特に眼病に霊験があると言われています。
※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない!」をご覧下さい。
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