
● 札所での参拝順序例 ● |
1.お大師さまの出迎えに対する礼儀として、山門で合掌一礼

2.門内に入り
手洗いで口をすすぎ、手を洗い
身を清める
鐘楼堂にて、特に決まりを書いて
いない場合はゆっくりと二打

3.本堂に参り
納め札または写経を所定の場所
に納める
お賽銭、お供え物等をあげる
蝋燭(1本)をあげる
線香(3本)をあげる
合掌して経本にしたがってお参り
をする

4.大師堂に参る
本堂と同じ順序でお参りをする

5.他のお堂もお参りする

6.お参りが終わってから、納経所でお納経を受ける

7.お大師さまのお見送りに対する御礼として、寺を出る時、山門にて合掌礼 |
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■第86番 補陀落山 志度寺 清浄光院
(ふだらくざん しどじ せいじょうこういん)
推古天皇の33年(625)、子尼が志度港に流されてきた霊木で尼が観世音菩薩を刻みたいと念じていた時、観世音の化身が現れ一夜にして本尊を刻み、閻魔法王が化身して一夜にして小堂を建てたのがはじまりといわれています。
のち、藤原不比等が唐の高宗皇帝の妃となっている妹から送られてきた宝珠を、志度の浦で竜神に奪われ取り返すために当地に来られ、妻となった海女の犠牲により願いを果たしますが、その死をいたんで寺を建て「志度道場」と名づけました。
寺には、鎌倉期の絹本着色の志度寺縁起絵図六幅が寺宝として所蔵されていますが、なかの海女の玉取り伝説は、謡曲「海女」で特に名高い。
【本尊】 十一面観音菩薩(災難よけの仏様)
【真言】 〜おん まか きやろにきや そわか〜
【ご利益】喜怒哀楽の十一のお顔を持ち、すべての人々の悩みを救って下さいます。
本堂、本尊・十一面観世音菩薩、脇侍・不動明王と毘沙門天は
国指定重要文化財
※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない!」をご覧下さい。
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