
● 札所での参拝順序例 ● |
1.お大師さまの出迎えに対する礼儀として、山門で合掌一礼

2.門内に入り
手洗いで口をすすぎ、手を洗い
身を清める
鐘楼堂にて、特に決まりを書いて
いない場合はゆっくりと二打

3.本堂に参り
納め札または写経を所定の場所
に納める
お賽銭、お供え物等をあげる
蝋燭(1本)をあげる
線香(3本)をあげる
合掌して経本にしたがってお参り
をする

4.大師堂に参る
本堂と同じ順序でお参りをする

5.他のお堂もお参りする

6.お参りが終わってから、納経所でお納経を受ける

7.お大師さまのお見送りに対する御礼として、寺を出る時、山門にて合掌礼 |
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■第88番 医王山 大窪寺 遍照光院
(いおうざん おおくぼじ へんじょうこういん)
養老年間(717〜723)行基菩薩によって開創され、のち、弘法大師が唐から帰国し現在の奥の院の岩窟で求聞持の秘法を修し、大きな谷間の窪地に本堂を建て自ら刻んだ薬師如来を本尊として安置され、唐から持ち帰った三国(インド・唐・日本)伝来の錫杖を納め、四国霊場の結願寺と定められました。
本尊薬師如来は薬壺ではなく、ホラ貝を持っておられる珍しいお姿です。
このホラ貝ですべての厄難諸病を吹き払うといわれています。
女性入山を許していて女人高野といわれています。
宝杖堂は、八十八ヶ所霊場を無事結願したお遍路さんが金剛杖を奉納しています。(納経所へ申し込むこと)
奉納されたお杖は、大護摩によって供養され、奉納された方の諸願成就が祈られます。
【本尊】 薬師如来(病気を治す仏様)
【真言】 〜おん ころころ せんだり まとうぎ そわか〜
【ご利益】御真言を唱えれば、病気が治り寿命が延び、貧しい者の衣食を満たして下さいます。特に万病に霊験があると言われています。
※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて戴きました。
詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない!」をご覧下さい。
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