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季刊誌「麺の世界」
編集長 奥山忠政
空海とうどん/特別企画

特別企画大宰府の空海

【特別企画】大宰府の空海
〜讃岐うどんをもたらしたのは、はたして空海か?〜

讃岐うどん起源考 大宰府の空海(草案)

(一)真魚
(二)東長密寺
(三)観世音寺

(四)日本密教
 年内に観世音寺に移った。
 「右件の僧(空海)は、笈を遠藩(唐)に負い、大道を耽嗜し、空しく往きて満ちて帰る。優学称すべし。今、帰朝に及んで暫く彼の寺(観世音寺)に住し、宜しく入京の日を待つべし。借住の例に准じて供養せよ」という『符牒』が朝廷から政庁を通じて下されたのは翌大同2年4月29日だが、日付にこだわる必要はない。後年京において『官符』により高雄山寺から乙訓寺に移るよう命じられたが、1年後、独断で高雄山寺に戻っている。事務が行動を後追いしている例は他にもみられる。『符牒』は追認だったと考えたい。
 移って早々、少弐(次官)の田中氏から母親の一周忌法要を密教式で執り行うよう依頼され、空海は快諾した。
 「大同二年仲春(2月) 11日、恭ふて千手千眼大悲菩薩竝に四摂八供養摩訶薩?等の十三尊を図絵し、並に妙法蓮花経王一部八軸、般若心経二軸を写し奉る。兼ねて荒庭を掃酒して聊かに斎席を設け、潔く香花を修して諸尊に供養す」と『遍照発揮性霊集』に記録されている。場所は不明だが、おそらく観世音寺だったであろう。曼荼羅がかかげられ、新訳の経典が梵音で唱えられた本邦初の本格的な密教の法要であり、人びとに大きな感銘をもたらした。空海のねらいもそこにあったのである。
 いよいよ空海は日本密教=真言宗の構築に着手する。
 「精神の原理」を説く金剛頂経系と、「物質の原理」を説く大日経系の両密教を止揚したのは師の恵果だが、恵果はそれを論理化(文章化)していない。あたかもその大役を空海のために残したかの如くであった。この作業は、大同4年7月、京の高雄山寺に移るまで続く 。
(五)分身に続く


本サイトは『麺の世界』奥山忠政編集長と共同で、物語「大宰府の空海」のネット制作に挑戦中です。

上記は奥山忠政編集長による第1回目の粗筋(草案)になります。
時代考証を含め、皆様からのご意見・アイディア等お待ちしております。
下記の条件をご承諾の上、お気軽にご参加下さいませ。
メールを送って頂いても結構ですし、、「大宰府の空海」専用ブログに書き込んで頂いても結構です。
よろしくお願いします。

応募(参加)条件は以下のとおりです。

(1) 粗筋に直接・間接関連する史料などを具体的にお示しいただくこと。
(2) 「物語」としてのアイデイアや遣り取りの具体案をご提案いただくこと。
(3) 構成・執筆は奥山忠政氏にご一任いただくこととし、著作権の同氏帰属をご承認いただくこと。(権利関係を複雑にしないためです)
(4) 著作物にはご教示やアイデイアをいただいた方々のお名前を記載します。
(5) 制作の途中経過は随時公開します。

                       2007年10月 初代先達 真魚



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