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季刊誌「麺の世界」
編集長 奥山忠政
空海とうどん/特別企画

特別企画大宰府の空海

【特別企画】大宰府の空海
〜讃岐うどんをもたらしたのは、はたして空海か?〜

大宰府の空海(草案) 第1項「真魚」アップしました!
大宰府の空海(草案) 第2項「東長密寺」アップしました!
大宰府の空海(草案) 第3項「観世音寺」アップしました!
大宰府の空海(草案) 第4項「日本密教」アップしました!
大宰府の空海(草案) 第5項「分身」アップしました!
大宰府の空海(草案) 第6項「善通寺」アップしました!

真魚:「讃岐うどんの伝来者は?」と質問すると、ここ讃岐では多くの人が「空海」と答えますが。
奥山:「うどん」は香川県に特異な食文化です。なにしろ県内のヒダヒダに至るまで日々の生活に根付いているのですから…。県民は、讃岐のむかし空海が唐の国からもたらしたものと信じています。県民でなくとも空海との関係を考えるのが自然というものでしょう。
ところが、残念なことに、それを裏付ける史料が今のところ見当たりません。何よりも、空海が唐から帰国して15年間、故郷讃岐を訪れていないのが最大の問題点です。

今回の特別企画「大宰府の空海」は、麺文化史に詳しい『麺の世界』の奥山忠政編集長にご意見をお聞きする機会を賜り、それが発端となりました。

奥山:「史料がないいじょう、矛盾のない推理によってストーリーを組み立てるしかありません。そのための一つの仮説として、以下の物語はどうでしょう?
那の津(現在の博多)に着き大宰府(現在の太宰府)の『観世音寺』に入った空海は、朝廷などへの報告を済ませるとすぐ故郷に帰国を知らせたと思います。那の津〜難波間には交通・通信ルートがありましたから比較的簡単なことです。
知らせを聞いた一族の人々は驚いたでしょう。20年は帰ってこないと思われていたのですから、『何かあったんじゃないか、ともかく誰か会いに行かせよう』ということになったに違いありません。
大宰府に空海を訪ねた一族代表は、長安の様子や文物のことをいろいろ聞いたと思います。その中に『饂飩』があった、というものです。」


本サイトは『麺の世界』と共同で、物語「大宰府の空海」のネット制作に挑戦することにしました。
上記の仮説(粗筋)をネット上でみなさんのお力をかりて検証しつつ物語をつむいでいこうというものです。
【参考ページ】
空海年表:大宰府での空海
空海年表:空海、筑前観世音寺に留められる
空海とうどん:うどんの伝来者は?

応募(参加)条件は以下のとおりです。

(1) 粗筋に直接・間接関連する史料などを具体的にお示しいただくこと。
(2) 「物語」としてのアイデイアや遣り取りの具体案をご提案いただくこと。
(3) 構成・執筆は奥山忠政氏にご一任いただくこととし、著作権の同氏帰属をご承認いただくこと。(権利関係を複雑にしないためです)
(4) 著作物にはご教示やアイデイアをいただいた方々のお名前を記載します。
(5) 制作の途中経過は随時公開します。

皆様のご意見・アイディア募集の為に、「大宰府の空海」専用ブログを開設しました。
自由な発想でどしどし書込みお願い致します。

                       2007年6月 初代先達 真魚



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