四国霊場八十八ヶ所巡礼用品・持鈴について
持鈴(じれい)は 古くは、へんろ道中での熊などの獣除けとして使われていたといわれています。
また、持鈴の音は、おまいりする者の煩悩を払い、清浄な心にしてくれる響きだともいわれます。
持鈴はかなり大きな音で鳴るので街中では袋に入れておいたほうがいいと言う人もありますが、四国の人にとってはこのお遍路さんの鈴の音は心に染み付いている音ですので、決して嫌なものではありません。
お遍路さんの鈴の音で季節を感じる人も多いので、気にしなくても大丈夫なように思えます。
普段は腰から下げたり、さんや袋に結んで使ったりします。
※このコーナーは株式会社サンエイ様のご好意により作成させて頂いております。
詳細は株式会社サンエイ発行「楽しくなけりゃ…遍路じゃない!」をご覧下さい。
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